令和2年 仕事初め

1月6日(月)2020年の仕事はじめを迎えました。
玄関には、酋長こと大家さんの石井光明さんに教えていただき、はじめて作った正月飾りがお出迎えです。
昨年は災害に見舞われた1年でしたが、今年は穏やかに過ごせるようにと願うばかりです。
毎年年明けの1週間は、心と身体を「たぬき時間」に擦り合わせるために、さまざまな工夫をしてスタートします。

1月7日(火)は七草がゆ作りです。
シェフには、男性2名、女性1名のメンバーが名乗り上げてくれました。
野菜の特徴に合わせてカットし、洗い物、お椀の準備、味付けを分担して行い、見事な七草がゆが出来上がりました。
「惜しいなー、あと1枚切れたら人数分だったのに…」と子カブ相手に残念がるメンバーは、たぬき工房に来て積極的に台所に立つようになった精鋭。
自宅でもお掃除大好き!な男性メンバーが流れるように洗い物をこなし、これまでもたぬき工房での調理プログラムで腕を振るってきた女性メンバーが調味料を組み合わせ、全員の無病息災を願いながら上品なお味の七草がゆが完成しました。

 

通常の作業とはひと味違った慣らし運転期間を設け、時間と身体の使い方を工夫することで次の1歩がスムーズに出ることを長い年月が教えてくれます。

地域活動支援センターの中でも3型という、生活支援密着型の事業であることに誇りと責任を持ち、スタッフ・メンバーともに頑張っていきます。今年もどうぞ宜しくお願いします。