毎年恒例 スープ or 一品 ウィーク
夏のとある一週間
今年も夏の恒例、スープウィークが開催されました。シェフに立候補したメンバーが皆にスープもしくは一品を作って提供する企画です。暑さが続く中、たぬきへの足が重くなりがちな時期ですが、シェフの一品やスープを楽しみに自然とにぎわう一週間になります。今年は4人のシェフが腕をふるってくれました。日頃、家庭でも料理をしているベテランシェフからたぬきで料理デビューしたシェフまで、さまざまな顔ぶれです。
暑さで弱っていた胃袋や心に栄養を届けてくれたシェフたちの声をご紹介します。
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N・Hさん☆夏野菜のごった煮☆
(終わってみて)
緊張した。上手にできるかどうか不安だったが、おいしくてもおいしくなくても、みんなとりあえずおいしかったというのが定番なので、もうどうなってもいいやという気持ちで作った。
何度かシェフをやっているが、今回は前日まで緊張しなかったのがこれまでと違うところ。
料理は好きじゃないので、ドタキャンしたくなるが、なるようにしかならないと思って取り組んだ。
毎日刺激のない生活なので、こういう緊張があってもいいと思う。段取りがリハビリになる。
(メニューについて)
看護実習できていた学生さんが自炊で作っているメニューを教えてくれた。
まとめて作って、冷やしてもおいしく食べられるのがいい。
(料理の紹介)
なるべく水気の少ない野菜(人参・かぼちゃ・ズッキーニ・パプリカ・なす・オクラ)のごった煮です。
オリーブオイルににんにくを入れて、火の通りにくい野菜から炒めて、砂糖・コンソメ・塩で味付けし、蓋をして蒸しながら炒めました。
Y・Nさん☆ヘルシー我が家のミネストローネ☆
(終わってみて)
良くできた。昨年も担当したが、昨年の方が緊張した。段取りがわかってきたからだと思う。
皮むき器を使ったり、野菜を切るところが面白かった。
トマトの味がしっかり出ていて、他のメンバーさんもおいしそうに食べていたのが良かった。
(メニューについて)
レシピを検索しながら、ミネストローネならできるだろうと確信を持ったので、これを選んだ。
(料理の紹介)
玉ねぎ・人参・トマトソース・ウインナーを煮込んで、塩コショウとハチミツで味付けしました。
ハチミツは、養老渓谷の養蜂家さんのクローバーのハチミツを使いました。
M・Sさん☆夏バテさらばスープ☆
(終わってみて)
自分がシェフを担当する前に、急な都合で何日かお休みが続いたので当日行けるかな?と心配だったが気持ちの切り替が自然にできた。参加人数が多すぎずちょうどよかったこともあり、調理はスムーズに楽にできた。
スープをおかわりしているメンバーがいて、「おいしい」の言葉より嬉しかった。それもご飯にかけてリゾット風!新しい食べ方も生まれて良かった。当日は悪天候にも関わらず予定通りのメンバーが揃い食べてもらえた。そのことが何より嬉しく、味がおいしかったということより大切にしたい事。
(料理の紹介)
トマトジュースで味付け簡単、煮込み時間短くコク旨な具沢山スープです。パセリと粉チーズをのせると高級感が出ます。味付けは岩塩と黒粒胡椒がポイントです。
Y・Yさん☆水を使わないライスカレー夏野菜バージョン☆
(終わってみて)
今回はいただいた夏野菜(ナス、トマト、ピーマン)を使って作ってみた。いつものジャガイモや人参より切るのが楽で手軽に感じた。コクのある味に仕上がり、反響は良好であった。またここで作ってみんなに食べてもらいたいと思った。
(料理の紹介)
水を使わず牛乳で煮るのでミルキーな味、油で炒めないのでヘルシーで爽やかなカレーです。
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当日まで不安や緊張を抱えたメンバーも始まってしまえばシェフとして普段以上の集中力を発揮し、調理の面白さを感じるまでの余裕も見せてくれます。シェフたちの力みなぎる絶品料理に、残暑も乗り切れるパワーをもらった一週間となりました。