鎌足小学校 学区探検の受け入れ
2019年5月23日、小学生の学区探検の受け入れをしました。
たぬき工房のある木更津市矢那は、昔ながらの風景が残る、のどかな地域です。鎌足小学校・鎌足中学校の両校とも、1学年1クラスと小規模ですが、さまざまな取り組みの中から、地域の皆さんが大切に育ててきた学校ということが伺えます。
毎年この時期は、鎌足小学校2年生のこどもたちが、地域のさまざまな商店や会社を見学し、自分たちの住む地域を知るという「学区探検」があります。たぬき工房も、移転して以来、毎年協力させていただいています。
この学区探検では、こどもたちがグループになり、聞きたいこと、知りたいことを質問することが中心となりますが、毎年、ちょっとしたワークショップをプレゼントするのが、たぬき工房の恒例行事となっています。
メンバーの年季の入ったごっつい手や、家事で使い込まれた熟練の手を毎日見ているスタッフにとって、2年生の手は新鮮そのもの。ハンマーと刻印の使い方をレクチャーし、ひとりひとりが自分の星座をあしらったしおりを完成させました。
そして、毎回恒例となっている、「この革は、何の動物の革?」というクイズ。
革の表面を触ったり、においを確認しながら答えに迫っていく様子は真剣そのものです。
例年、「たぬき工房だから、たぬき!」とお約束の回答から、こちらが驚くような名回答(コアラ・パンダ・キリンなど)が出るのですが、今年は無難に終わりました。
この地区の未来を担うこどもたちへ、事業所としてさまざまな場面で今後もお役に立てたらと思っています。