部活動紹介とお楽しみ染物
~部活動紹介~
合唱部
新たに始動中の大人の部活動。7月30日は第4弾‼合唱部の紹介です♪
メンバー7名(すべて男性!)の体験入部に、顧問(とは名ばかりのスタッフ)が一番緊張していたと思います。今回は365歩のマーチを選曲。まずは歌詞を一行ずつ音読しましたが、途中から自然とメロディーが加わり、陽気な雰囲気にスタッフの緊張もほぐれていきました。あらためて音楽の力は素晴らしいと感じたのと同時に部員たちに感謝!
発声練習を終え、いよいよ歌い始めです。YouTubeの映像をスクリーンに投影し、皆で歌声を合わせます。水前寺清子さんのステージでのパフォーマンスはもちろん、観客席に降りてファンの方々と触れ合う姿を見ながら歌っていると、思わず声が弾んでしまうのはスタッフだけではなかったと思います。合唱の醍醐味?その場にいたみんなの気持ちがひとつになり盛況な体験入部でした。次回からはリクエストにより選曲する予定、どんな曲に出会えるか楽しみです。
COOL JAPAN研究部
COOL JAPAN研究部、2回目の体験入部となる8月6日。
「顧問(スタッフ小黒)がプレゼンテーションするCOOLなものを体験する!」の事前告知に大して興味を示さなかったメンバーでしたが、蓋を開けたら男性6名の参加となりました。
さて、顧問が過去に体験したCOOLなものとは何でしょう?の問いに
「盆踊り」(なぜ?)
「お寺めぐり」(それも好き)
「100円ショップで便利グッズ集め」(やってみよう)
「お茶」(いつ、そんな雰囲気出しました?)
と、顧問の心を揺さぶるスタートとなりましたが、正解はなんと「お茶(茶道)」でした。
顧問の茶道の経歴はさておき、まずはお茶の歴史をインターネットの検索エンジンで調べます。
「中国が発祥なんだ」
「お茶を伝えた栄西って、お坊さん?」
「千利休って魚問屋の息子だったの?」
など、さまざまなことがわかってきます。
栄西がお茶の効能や製法などを記した「喫茶養生記」を献上した源実朝には深酒の癖があったとあり、一体、どんな重みを背負っていたのか?次は、源実朝関連のページにジャンプ。
ああ、これは深酒もしたくなるわ…と歴史の復習にもなりました。
織田信長、豊臣秀吉など、時の将軍がお茶を大切にしてきた意味を少しかじり、次はいよいよお点前です。
では、ここから顧問自らがみなさんにお点前を…とはならず、動画で予習してセルフお点前。部屋中にお抹茶の香り、茶せんから静かな音が流れる時間が過ぎていきます。
今回はなんと、スタッフ佐々木が電気釜を持参してくれたおかげで雰囲気は格段にアップ。
抹茶碗は、大ぶりの萩焼の湯呑で代用となりましたが、みんな見事なお点前でした。
はじめての一服後の感想では、もう少し調べてみたい、いい時間だった、またやってみたいなど、なかなかの好感触。
お点前はかれこれ数十年ぶりの顧問。女の子らしい遊びに全く興味を示さず、カン蹴りばかりに明け暮れる娘(顧問)の将来を悲観した母親が習わせたという黒歴史を、グレー(灰色)くらいに書き換えることができました。
その当時にはわからないこと、やらされていることも数年、数十年の時を経て、人生のスパイスになっていくのでしょう。
一服の薄茶の若々しい緑が、メンバーの心のどこかにこれからも生きてくれることを願います。
9月からはいよいよ本入部。「競わない」「運動しない」「遠征、あるかも」がモットーのCOOL JAPAN研究部。入部初日はなんと、いきなり遠征。TSUTAYA(ツタヤ)で今どきのCOOLなもののリサーチを予定しています。
~お楽しみ染物~
普段は販売用の商品として、ストールやハンドタオルを草木染めしていますが、今月は自分用に自由に染めるお楽しみ染物を企画しました。染料に普段とは違う藍を使用し、模様も思い思いにつけて良いという特別感。予め染めてあったいくつかの模様を参考に、さささーっと決めて作業を終えるメンバー、じーっくり考え行動に移すメンバー、独自の方法を編み出すメンバーとさまざまです。限られた材料と、限られた時間の中からこれほど多様な模様ができるのか~と驚くほど、作り手によってそれぞれの味わいが出る仕上がりとなりました。
参加者の感想では
また染めてみたい
いつもの染物と違って気楽に参加できた
想像以上に良い模様に染まった
等があがりました。
空気に触れて藍の色が変化していく様子や、結びをほどいて模様が現れた瞬間の参加者皆さんの「わー!」とか「おー!」というリアクションに心地よさを感じ、暑さも吹き飛んだような気がしました。