梅雨明けを前に
今年は新型コロナの影響に加え、大雨による災害を憂う7月となりました。
各地で大変な思いをされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
例年8月は、竹の切り出しから準備する流しそうめんでの「暑気払い」や、日替わりシェフが昼食のスープを作る1週間「スープウィーク」が恒例行事となっていますが、今年は感染予防を優先して中止とし、今年度から新たに「調理プログラムNEO」と「部活動」をスタートさせました。
ひとりでできるもん!調理プログラムNEO
7月のメニューは「なめたけ」です。
瓶詰めの定番「なめたけ」をひとりで手際よく1時間で作ります。お味は驚くほど深みがあり、そして何より準備も調理も片付けも簡単。ごはんにパスタに冷奴・・・メンバーも胸を張って自宅に持ち帰りました。
続く8月は「大葉とちりめんのふりかけ」を予定しています。
スタッフ小黒の畑から、化成肥料や農薬を使わずに育てた大葉を摘むところからのスタートです。
メンバーの表情にも余裕と威厳が感じられるようになってきたこのプログラム。これまでのように、みんなで調理ができるようになるまで、ひとりひとりの腕を上げていきましょう。
そして、はじめての試みとなる「部活動」
コロナの影響で多くのイベントが中止となり、たぬき工房のような自主製品の販売利益を工賃の原資としている事業所は商品の生産管理をしていく必要に迫られています。
例年であれば、秋の販売に向けて商品の生産数を増やす時期ですが、今年は地域活動支援センターらしいことに思いっきり力を注いでみようとスタッフ同士でアイデアを出し合いました。
「作業工賃には繋がらないけれども、メンバーが参加してよかったと思えるもの」
「機会がなければ絶対にやらないようなもの」
「昔の部活のイメージを払しょくできるもの」など
いくつかのポリシーを打ち立て、こんなことやってもいいの?と思えるようなものでもやってみようと会議を重ねた結果、いくつかの部活動が産声をあげました。
スポーツ強豪校の文化部出身でも根性だけは運動部。スタッフ小黒は、COOL JAPAN研究会。
剣道部から帰宅部へ早々に転身するも、部活と聞いてイメージする言葉は「青春」と真顔で答えるスタッフ佐々木は、書道部。
7月8月は上記以外の部活も含め、「体験入部」と称した部活紹介を展開していきます。
競わない、大会にも出ない、入退休部は自由で部費も掛からない、大人の部活動のこれからにご期待ください。
7月23日(木)から26日(日)までお休みとなります。
施設見学の申し込み・お問い合わせは27日(月)以降にお願いします。